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中国の原子力潜水艦の領海侵犯 厳しく抗議し謝罪を求めました

平成16年11月17日

1.11月10日早朝、外国潜水艦が日本の領海に進入しました。政府は、自衛隊に海上警備行動を発令し、潜水艦を追尾しました。結局、この潜水艦が向った方向、原子力潜水艦であったこと等から、これは中国のものと日本政府は判断しました。

2.私は外務大臣として12日夕方、中国大使館程公使を外務省に呼び、国際法違反の活動に強く抗議し、謝罪を求めました。同時に、原因の究明と再発防止も強く求めました。

3.今、日中間では東シナ海のガス田開発や海洋調査船の問題等中国側の行動に厳しく是正を求め10月中に日中協議が行われたばかりの折に、こうした領海侵犯が行われたことはまことに遺憾なことであります。既に、国内各方面から、こうした中国の海洋進出は異常であるとの厳しい批判の声が噴出しており、日中間の健全な発展を妨げられることが懸念されます。

4.私は、こうした諸問題がある時こそ、日中間の率直な意見交換が行われるべきであると考えます。11月20〜21日にチリで開かれるAPEC首脳会議では、10月のASEM会議の際に私が李肇星外相と話し合ったとおり、小泉首相と胡国家主席が二国会談を開き、摩擦がこれ以上、拡大しないようにすることが緊要と考えます。