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バングラディシュを訪問して

平成18年04月03日

1.私は3月10日から12日まで、バングラディシュを訪問し、モルシェド・カーン外相と2日間、ゆっくり会談した他、アーメド法務・司法大臣と会談、ダッカ日本人学校訪問等を行いました。ダッカ日本人学校訪問ダッカ日本人学校訪問

2.バングラディシュは、強力な親日国として有名ですが、穏健・民主的なイスラム国でもあり、南アジアの地域安定に不可欠な国なのです。経済は成長しているものの、一部の富裕層と大多数の貧困層との二極分化が激しく、政治的には、ジア首相(BNP)とハシア前首相(アワミ連盟)の激しい対立化が常態化しており、年末の総選挙の混乱も取り沙汰されているようです。
3.旧友のカーン外相とは、外交、内政等幅広いテーマについて率直な意見交換をしてきました。国内では、治安の回復と汚職の追放が主要課題と言われていますが、必ずしも成果があがっているとも思われません。又、二大政党の対立といっても、両女性党首の個人的対立感情に根ざすものと言われており、その克服は容易ではないようです。
バングラディシュ・カーン外相とバングラディシュ・カーン外相と
4.米国とインドが接近する中、対抗上、バングラディシュもパキスタンも中国と接近する方向に流れており、とくに軍事面で中国とバングラディシュは密接な関係にあるようです。
日本の経済協力も近年、急増しているところで17年度は250億円の円借款を供与しています。ただ、日本企業がプロジェクトを受注出来ないのは残念なことだと、カーン外相も心配しておられたので、日本側
もこの面での一層の努力が求められています。
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