沖縄の負担軽減と米軍再編成について平成16年10月15日
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1.私が、初めて沖縄を訪れたのは昭和38年、父に同行して北霊の碑にお参りをした時でした。当時は、米国の統治の下、私はパスポートを手にして沖縄に行きました。その後、通産官僚として、本土復帰時のお手伝い、沖縄海洋博への参加、さらに、国会議員としての選挙応援、文部大臣として国立組踊り劇場の設置等数多くの機会に沖縄を訪れ、その発展を後押してきました。私は沖縄の大ファンを自認しています。
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2.10月15、16日と外務大臣としての立場で沖縄を訪問して参りました。
15日の晩に那覇に入り、翌16日は朝から戦没者墓苑、北海道の戦没者の北霊の碑にお参り、普天間代替施設予定地を訪ね、さらに普天間飛行場視察、ヘリ事故現場視察、基地所在市町村長・稲嶺県知事との懇談と、まさに分刻みのスケジュールでした。
ヘリ事故の現場を見ての感想は、心から「本当に大事に至らなくてよかった。奇跡的な結果だが、それにしても危険だ」というものでした。密集した地域上空をヘリが飛ぶことの危険性を改めて認識し、沖縄県民の日頃のご苦労を身に沁みて感じたーそれが私の本意であることを、改めて申し上げたい。
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3.戦後長らく、沖縄県民の皆さんはこうした労苦に耐えて来られた。これからは、その負担を少しでも軽減するために努力する。これが、私の考えです。冷戦終了そして9・11後、いよいよ米軍の再編成が加速されており、日本に配備されている米軍も、再編される可能性が高くなって来ました。この問題は、日本の安全保障にも関わる大きな問題ですから、瑣末な技術的なことばかりに捕らわれることなく、「日本の世界戦略」や「国家百年の計」という見地から、じっくり取り組んで行きたいと思います。その立脚点が、むろん我が国の「国益」であることは言うまでもありません。 |
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