1. 皆さんもご存じのように、先月末、中国産のギョーザから農薬の成分が検出され、千葉と兵庫で被害者が出る事件が発生しました。政府としては、この情報を受けた翌朝に関係閣僚会合を開き、被害拡大の防止等迅速な対応をとってまいりました。いまだ原因は解明されておりませんが、今後も引き続き、原因究明と再発防止策の検討に全力をあげてまいります。
今回の事件で明らかになった問題が二点あります。一つは、各省庁、自治体、事業者といった間の情報伝達の遅れ、もう一つは、輸入される加工食品の安全性の確保です。
2. 福田内閣は、国民生活の安心・安全を最も重視しており、現在、国民目線での行政の総点検作業を行っております。その中で、「食」の安全対策についても、今回の事件の教訓も踏まえながら、わかりにくいと言われている食品表示制度の見直しや検査体制の充実等の検討を進めているところです。
3. また、これと併せて、消費者行政全般について、問題によって窓口がバラバラで各省庁縦割りとなっている弊害を是正し、統一的・一元的に推進するための強い権限を持つ新組織を作る予定です。そのため、去る12日に、有識者による消費者行政推進会議を立ち上げました。今後は、集中的な審議を行って、4〜5月までに結論を出し、国民本位、消費者本位の行政を作り上げていきたいと考えております。
4. 私自身、通産省(現.経済産業省)に勤務していた時、物価対策や消費者モニターの担当をしたこともあります。又、議員になってからは、消費者契約法の改正に取り組み、道内の消費者団体の方々と、意見交換をしたり、ご要請をうかがったりしています。
5. 特に、北海道消費者協会の辻会長には、道内の消費者問題について、いろいろご指導を頂いております。今、道内の消費者の方々の直面している問題点、例えば、
@ 灯油価格高騰対策
A 輸入食品の検査強化と原産地表示
B 悪徳商法追放運動
C 消費者庁の新設
D 地方消費者代表の審議会等への参画
E 消費者団体むけ予算の復元増加等
について、私も官房長官の立場でしっかり受けとめ、できる限りの努力をしていきます。
◎ どうぞ、暮らしや消費者問題について、ご意見をお寄せ下さい。