1.10月9日午前10時半頃、北朝鮮は「核実験を実施した」と発表しました。これを聞いた時、私は、一国民として、又、日本の国会議員として体中に怒りがこみ上げてきました。
2.言うまでもなく、北朝鮮の核兵器は、最近のミサイル開発と併せて考えれば、
日本の安全に対する脅威です。さらに、
北東アジア全体の平和と安全にとって脅威であり、
世界の核不拡散への挑戦でもあります。
3.日本は、まず自らの安全を守るため、できるだけ早くミサイル防衛システムを完成させなければなりません。同時に、日米首脳が再確認した日米安保条約の約束により米軍の力も借りる必要があります。また、日本独自の経済制裁措置の強化もためらってはならないと考えます。
4.これに加え、外交努力により国際社会の一致した強い意思を示す為、国連安全保障理事会における国連憲章第7章に基づく制裁(経済、軍事)決議の速やかな採択を行うべきです。
5.なお、私は、自民党「北朝鮮核実験問題対策本部」事務局長として、対策のとりまとめに全力を尽していくこととしています。
10日 自民党北朝鮮核実験問題対策本部にて(参考)10日、衆議院本会議において以下の決議案が決議されました。
北朝鮮の核実験に抗議し、全ての核兵器及び核計画の放棄を求める決議案 北朝鮮による核開発は、日本を含む北東アジア地域全体の平和と安全に対する直接の脅威であると同時に国際社会全体の平和と安全に対する重大な挑戦である。このため国連を中心とする国際社会は、北朝鮮の核問題に重大な関心を持ち続けてきた。我が国をはじめ関係各国は、六者会合を中心として、サミット・ARFなどあらゆる機会をとらえ北朝鮮に対し核兵器の開発を断念するよう、最大限の外交努力を重ねてきた。特に北朝鮮が核実験の予告を行ったことを受け、国際社会は、国連安全保障理事会声明の採択をはじめとした様々な取組みにより、北朝鮮の自制を促してきたところである。このような努力を無視する今回の北朝鮮の核実験は、いかなる理由に基づこうとも正当化の余地はなく、我が国はその無謀な暴挙を絶対に容認することはできない。
本院は、我が国は広島・長崎への原爆投下を経験した唯一の被爆国であることをかんがみ、あらゆる国の核実験に反対するところであり、北朝鮮の核実験に対し厳重に抗議するとともに、北朝鮮が直ちに全ての核兵器及び核計画を放棄することを強く求める。
政府は、本院の趣旨を体し、更なる情報の収集・分析に努めつつ、直ちにあらゆるルートを通し北朝鮮に対し、我が国の断固たる抗議の意思を伝え、日朝平壌宣言に違反した北朝鮮が関係五カ国の求めに応じ、早期かつ無条件に六者会合に復帰し全ての核兵器及び核計画を放棄するよう促すとともに、今後は、中国・韓国など地域の関係国との協調を強化し、米国など関係各国と連携し国連憲章第七章に基づく措置も含め、国際社会が結束した外交を展開し、平和的な解決を模索すべきである。
右決議する。